会社を辞めたいと思っている方は多いと思います。
でも在職中に何をすれば良いかわからないのではないでしょうか。
早期退職を2回経験した私が退職前にやっておいて良かった事、やっておくべきだった事を書きます。
会社を辞める前にやっておくべき事
知り合いに連絡をとる。
連絡が取れる人全員に連絡を取ってみましょう。
なぜなら情報は人から入ってくるからです。
昔あった事がある。会話をしたことがある。連絡先を知っているという方であれば片っ端から連絡をとってみましょう。
その会話の中では自分の置かれている状況を話してみましょう。
力になってくれる方が見つかるかも知れません。
私の知り合いに携帯に電話番号が残っていた人全員に電話をかけた人がいました。
結果として転職に関する多くの情報を得る事が出来、転職相談の仲間もみつけられたようです。
さて、ここで連絡を取ったとして何の話をすれば良いのだろうと疑問に思うはずです。
連絡を取る際に特に聞いておきたい情報は退職者からの情報です。
退職してからどのように再就職や起業をしたのか知っておくことは非常に役に立ちます。
再就職の場合
まず再就職を考えている場合です。
役立つのは転職エージェントの情報です。大手企業の転職を専門で扱っているエージェントも多くありますが、サポート内容は大きく異なります。ある特定の業界に強い転職エージェントが存在し、同じ転職エージェント内でも情報をたくさん持っている人そうでない人が存在します。これは口コミでしか得られない情報です。
業界の強弱や、やり手の方であるかでかなり違いが出ていました。また、転職エージェントも信頼できる人からの紹介は力を入れて転職支援をしてくれると感じました。
転職を考えている場合は自分の目的に合致する転職エージェントの方を紹介してもらいましょう。
経験談ですが求人票に出ていない仕事のお誘いありました。口コミの求人は多く存在します。
本当に良い求人は口コミで行われている場合も多数あります。
起業の場合
次は起業の場合です。
私は失敗しました。自戒の念を込めてお話しします。
私は社労士資格を活かしたいので社労士で開業したいと考えました。
開業すればなんとかなるだろうと思い、人からの情報収集を怠っていました。
ですので事業計画まで落とし込んでいませんでした。
開業するならコンサルを中心にするのか事務手続きを中心にするのか、コンサルをするとすればどの分野でどんなコンサルを行うのか。集客はどうするのか具体的に考えておく必要がありました。
それには情報が必要で具体的な情報を集め、もう十分と言える状態にしておく必要があったと感じています。
社労士の知り合いは多かったのですが、具体的な開業の話をすることなく退職してしまいました。
その結果考えがブレてしまい、不安ばかりが増していく事となりました。
その為、起業を1年先送りにして就職し準備を行う事になってしまいました。
開業を検討しているなら、明日開業するつもりで情報収集する必要があると強く感じました。相談した人の中には退職後も良き相談相手になって頂ける人も出来るはずです。
給与以外の収入を持っておく
これを持っておくかどうかで精神的に楽になります。定期収入は精神の安定をもたらします。
失業手当が出るとはいえ、収入の無い生活のプレッシャーは想像以上のものがありました。
私は配当金で一定額の収入が入る様にしていました。
給与収入は1/4に激減しましたが、資産は減らずに退職一年を迎えようとしています。
お陰で精神的にかなり助かっています。
副業が原則禁止されている企業でも申請によって出来ることはあるはずです。
明日、会社を去ることになる。そんな危機感を持って給与以外の収入元をつくっておきましょう。
その時は突然やってきます。
体力の向上
当たり前の事ですが忘れがちです。
退職すると時間は増えますが気力も無くなり寝て過ごす事も増えてきます。
今まで働きづめだったから少し休んで・・・気持ちはわかりますが危険です。
休むと同時に体力も落ちていくからです。
精神を休めるのは大事ですが、体力は維持若しくは向上させるよう努力すべきです。
私はそれを怠ったために体力が落ち、身体が動かなくなり、それと共に落ち込むことが多くなりました。
体力と精神力は比例すると感じています。
気力が落ち込んでしまわないように体力強化を行っておきましょう。
私の場合は落ちた体力を回復させるのに3か月はかかりました。
終わりに
私が感じた退職する前に行っておけば良かった事を3点書きました。
退職を考えている方の参考になれば幸いです。
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